廃車完了後に廃車王から取得出来る廃車証明書

東京都港区に本社を構える株式会社NGPにより運営される廃車王。何といっても廃車王の最大のアドバンテージは、リサイクル事業協同組合の会員によって構成されているところです。廃車ののプロが集まる組合、そんな廃車王に廃車を依頼したあとの廃車証明書取得までの注意点をご紹介していきたいと思います。

廃車代行会社をお探しですか?
【永久保存版】廃車買取業者おすすめ17選をまずご覧ください。廃車業者の比較と口コミを掲載しております。あなたにあった最適な廃車会社をお選び下さい。

全国150店舗の安心と不安

廃車王は運営会社こそ株式会社NGPですが、実際に店舗として登録されている業者は、国内最大の自動車リサイクル業者による組合の「NGP日本自動車リサイクル事業協同組合」の組合員の店舗なんです。日本全国150もの加盟店があり、日本最大のネットワークという安心感があります。ただそれとは裏腹に、廃車王はこの全国組織の廃車を受け付けるポータルサイトなので、実際の廃車の実務はユーザーの近隣の廃車業者が請け負う事になります。つまり、エリアにより廃車業が全く異なる運営母体になる為に、細かいサービスや規定が違ってきます。この点は廃車王のホームページにも記載がありませんので、実際に廃車を行う際にしっかりと質問をしてチェックする必要があります。

査定時の注意点

廃車買取査定時に注意しておきたいポイントは、還付金の取り扱いについてです。普通車・軽自動車問わずに車検期間が1カ月以上残っている自動車を廃車にする場合、自動車重量税と自賠責保険料が還付されます。自社の統一規格で廃車査定を行っているところは、この還付金について明確なルールを定めています。廃車買取金額とは別に、廃車後に還付金を受領出来る場合や、買取査定時に、買取価格とは別に正確な還付金を算出して買取価格に「上乗せ」してくれる業者もあります。ただこの還付金については業界内に明確なルールが定めっていないのが実情で、実際にはユーザーに還付金の説明をせずに、自分で還付金を受領してしまう業者も存在します。車検を受けてすぐに事故等で止む無く廃車にする場合は、かなり車検期間が残っており還付金も数万円になります。廃車王は実際に廃車査定を行う業者によって還付金の取り扱いはまちまちなので、特に車検期間が残っている自動車を廃車にする場合は廃車買取査定時に注意が必要です。

廃車証明書提出先

廃車を行うと車検証の代わりに陸運局から発行さる書類が廃車証明書です。厳密に言うと「廃車証明書」という書類は存在しません。いわゆる「廃車証明書」と呼ばれる書類には、軽自動車・普通車による違い、一時抹消・永久抹消による違いで書類が異なります。普通車は廃車後に「登録識別情報等通知書」か「登録事項等証明書」が発行され、軽自動車は「自動車検査証返納証明書」か「検査記録事項等証明書」が発行されます。

基本的にこれらの書類は、買取査定時か廃車引渡し時に担当業者に廃車証明書が欲しい事を伝える事で、廃車後に写しを郵送してもらえます。

廃車証明書の提出先は、自動車重量税還付申請時に管轄の税事務所に提出する場合、自賠責保険料の還付申請時に損保会社に提出する場合、自動車の任意保険中断申請時に損保会社に提出する場合の3箇所です。

まとめ

廃車王は全国150店舗を構え、それは日本最大の自動車リサイクル業者の協同組合によって構成された巨大ネットワークです。日本最大と言うスケールメリットはあるものの、実際の廃車業務は各組合員が行いますので対応は業者によりまちまちです。廃車時の還付金の取り扱いと、廃車後の廃車証明書の取得方法については、後日紛争防止の為にも直接担当業者にしっかりと確認しておきましょう。

コメントを残す